ハンドヒューイング

5月GWから6月末までの間、
営業はお休みとさせていただいてます。
現在、新たな技術取得の為、カナダのオンタリオ州に滞在しています。
その間はこのブログにてオンタリオでの情報を発信させていただきます。
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今週、1ラウンド目が終了しました。
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日中はダブテイルログのレイアウトから
ハンドピーリング(皮むき)ノッチカットまでをさせていただいてますが、
その作業が終われば、自由時間です。
チェンソーや刃物を研いだり、
下の画像のようにハンドヒューイングの練習をしたり・・
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ハンドヒューイングとは
斧やアッズ(日本でいうチョウナのようなもの)で木をはつりとることをいいます。
アッズでこの作業をすることにより、ログの表面が素朴な風合いになります。
また、よく切れるアッズを使えば、雨が染み込み難くなることでログの耐久性があがるそうです。
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アッズの先生クリスがハンドヒューイングしたログの表面。
同じく、はつる道具のブロードアックス。僕の大好きな道具の一つです。
これは丸太から角材をつくりだすための道具で、
製材の機械がなかったころはこれで角材をつくっていたそうです。
昔造られたバーン(馬小屋)の柱やログハウス等はこの斧の跡が見られ、なんとも言えない良い雰囲気です。
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『僕は使わないから・・・』
ということで、先生にプレゼントしていただきました。
永く使われていなかったので、さびていましたが、
早速、研いで油をさすと問題なく使えるくらいの刃がでてきました。
まだ柄をすえつけなければいけませんが、大事に使っていきたいと思います。