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+++ロケットマスヒーター(ロケットストーブ)+++




ロケットマスヒーターその6(ロケットストーブ)

2013年06月05日

暑くなってきた今頃に更新するのも何ですが・・

わに倉庫にありますロケットストーブの現状です。

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前回の更新で完成していないまま止まっているようですが、実際には2012の冬にはバッチリ成功しておりました。


スペックは以下のとおりです。

●ロケットストーブの使用環境

場所:滋賀県大津市和邇 アトリエ・山林舎 倉庫兼工房内

使用環境:鉄骨造 倉庫1Fで床が土間(モルタル)

床面積:約84平米(25坪ほど)


ストーブをつけない時の室内温度
外気とほぼ同じ(寒い時で2度くらい)

レンガを築熱体としたベンチ型ロケットマスヒーター
ベンチ部分全長4.23m(中の煙道はこの4.2mの中で往復しています)

全く冷えた状態から焚きはじめて先端部分が暖まるには3時間ほどかかります。
その時の温度はベンチの先端で40度(60度)ほど、ヒートライザーに近い部分で60度(80度)ほどになります。ちなみに()内の数字は全開で焚いた場合のベンチの温度です。


倉庫は昔ながらの鉄骨造で隙間風あり、断熱材なしの建物なので、
建物全体を暖めるには随分時間がかかりますが、今時の断熱された建物であれば、
これ一台で十分に暖める能力はあると思います。ありすぎかもしれません。


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ロケットストーブの良いところ

・熱効率が非常に良い。
きちんと設計されたロケットストーブは煙突を横に長く引き回せます。
それにより、築熱層を設けたりすることで熱を無駄に排出することなく回収することができます。

・とても良い燃焼。
いわゆる完全燃焼と言われる状況になります。
煙突のトップからは煙が全く出ず、かすかにスモーク臭の混じった水蒸気が出ているだけです。(初期運転では少し出ますが・・)
匂いもかなり抑えられるので近所迷惑になりにくい。また、灰が極端に少ないので掃除がとても楽です。今シーズンかなり使用しましたが、灰の処分はブリキのバケツ8分目が2回のみでした。煙道の掃除については、煤もさらさらで煙道内火災が起こるような気配はまったくありませんでした。

炉内(バーントンネル)の温度は1100度ほどになります。
通常、合板を燃やすとかなり黒い煙がでるのですが、実験で入れてみましところ、全く煙が出ませんでした。きっと完全に燃やしきってしまうのでしょう。
(ウチの場合は2次燃焼といわれるものではなく、一度暖まった炉内で一気に全てを燃やしてしまっているような気がします)


他にも良いところはいろいろありますが、大きな特徴として、ボックス型の鋳物や鉄板で出来た薪ストーブと比べて良いところは、燃費(築熱性)が良いということと、排気ガスがクリーンであるということ。上の2点です

僕はこの2点がロケットストーブの良い点だと考えるのですが、
最近、そこを無視したロケットストーブがたくさん出てきているように感じます。
ロケットストーブはどちらかと言えば、つくる楽しみがあるので、それはそれで良いのですが、これを商売としてやっている方々が煙をもくもく出して完全燃焼だ~なんて言っているのを見ると???ってなります。
それなら2次燃焼室などをきっちり設計された薪ストーブの方がよっぽど・・・おっと、これ以上人のこと言うのはやめておきます。


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これは倉庫のロケットストーブでつくったみかんのせんべい。
ひとまず、性能の良い暖房としては成功しましたので、次は料理や湯沸しなどのオプションに力を入れていきたいと思います。

ロケットマスヒーターその後(ロケットストーブ)

2012年06月13日

ロケットストーブについて久しぶりに更新します。
実験結果を忘れそうな気がしてきたので、忘れないうちに思いつくままに書き記します。

なので・・後で直す可能性大です。

さて、その後3月ごろまで実験を繰り返しておりましたが、
現段階では自分の満足いくところまではいっておりません。
今はエネルギーと予算を使いきってしまったので充電中です。

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ロケットマスヒーターその4(ロケットストーブ)

2012年02月02日

今年の雪は凄いですね。
アトリエ・山林舎のお客さんは雪深いところにお住まいの方が多いので少し心配です。
なんとか雪かきの重労働と危険から開放される方法は無いでしょうか。
この時期になると、いろいろと考えてしまいます。


さてロケットストーブの続きです。

 
前回、ロケットストーブ(ロケットマスヒーター)とは

自分たちの快適さのために石炭、石油、原子力に依存した
家庭用暖房から解き離れたいと願っている人たちのための道具である。

・・と説明しましたが、実際はどういったものなのかと言いますと、

『燃費と熱効率が極めて優れている次世代の薪ストーブ』だといえます。


ボックス型の鋳物や鋼板で出来た薪ストーブとの違いは、
今まで煙突から逃がしていた排気熱を建物内部で蓄熱出来るという部分です。

今回試作しているロケットマスヒーターでは煙道をレンガでつくり、
ベンチとして座れるようにしつつ、その部分に蓄熱出来る仕組みとしています。



一般に薪ストーブの煙突は横引きにするのを極力避けなければ、
うまく燃焼できず、ストーブを使うことが出来ないと考えるのが常識です。


しかし、このロケットストーブのシステムをうまく利用すれば、
煙突の横引きを長くとることが出来るので、熱を建物内で有効に得られます。
ちなみに、今回の試作ロケットストーブでは、ベンチの煙道は7.2mとっています。

そこから先の煙突はまだ実験段階です。
薪ストーブのことをよく知る方が見れば突っ込みどころ満載の感じになっておりますが、
それでも燃焼はうまくいき、煙突のトップから排気されているのは水蒸気だけのようです。

また、煙突をさわっても冷たく、外部の煙突には雪が積もっているほどなので、安全性もしっかりしているように思います。


まだまだ実験段階ですが、引き続きご紹介していこうと思います。

ロケットマスヒーターその3(ロケットストーブ)

2012年01月30日

 
 
ロケットマスヒーターのその後です。工事は着々と進んでおります。
 
 
 
一昨年に読んだ ある本に書いてありました。


ロケットストーブ(ロケットマスヒーター)とは

自分たちの快適さのために石炭、石油、原子力に依存した
家庭用暖房から解き離れたいと願っている人たちのための道具である。


今、いろいろと実験してみて本当にそう思います。
これからの時代にぴったりのストーブだということは間違いありません。
ただ、前例が少ないことと、まだまだ完成されたシステムではないことを
考えると誰にでも薦められる状況ではないので、
まずはアトリエ・山林舎の倉庫にて実験台になろうと考えています。


技術的なことや難しいことはここではあまり言いませんが、
写真で少しずつご紹介していければと思います。


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ロケットマスヒーターその2(ロケットストーブ)

2012年01月26日

先日から少しずつ、実験が進んでいます。

仮組みが出来ました。

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このブログを見に来てくださっている方は
ロケットストーブのことはご存知の方も多いと思いますが、
次回は少し、このストーブの内容をご説明させていただこうと思います。

まだ仮組みの状態で、再度バラさなければいけませんが、
このロケットストーブのシステムの凄さは既に十分に感じています。

ロケットストーブ (ロケットマスヒーター)

2012年01月17日

ここ数年、一部の人たちの間で盛り上がっている
ロケットマスヒーターいう、新しい薪ストーブのシステムを研究しています。

先日から、わに倉庫にて実験を始めています。
見にくい画像ですが・・

よい感じで燃焼しています。
2月にはそこそこに完成させる予定です。

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